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アクセシビリティ Archive

被災地で障害者に出会ったら

 地震の被害に巻き込まれた方の中には、障害のある人も含まれています。もし、被災地でその様な人に会ったときの心構えをまとめておきますので、参考にしてください。

視覚に障害のある人に出会ったら

 避難経路が分からない可能性があります。 声をかけて困っていたら腕を貸してあげましょう。右手に白杖を持っている視覚障害者ならば、左手であなたの右肘をつかませてあげてください。狭い道を移動する時は一列になって動けるように、あなたの右肩をつかませて誘導しましょう。

 移動の際には足下に注意するのはもちろんです。足下がぬかるんでいたりすると滑りやすいので、ゆっくり歩きましょう。気がつきにくいのは、頭上で、看板などが出っ張っていると、頭をぶつけることがあります。頭上の障害物があるときは、声をかけながら、障害物をよけましょう。

聴覚に障害のある人に出会ったら

 緊急時のアナウンスは音声でアナウンスされることが多いので、警報や情報に気がつかない場合があります。聴覚に障害のある人に会ったら、情報が伝わっているか、確認しましょう。

 避難所などで、アナウンスするときには、同時に情報を紙に書いて掲示することを心がけましょう。これは聴覚に障害のある人だけの配慮ではありません。騒々しい避難所で、情報を的確に伝えるための手段です。  アナウンスをする際に懐中電灯などを点滅させて視覚的に注目を集めると、聴覚に障害のある人も気がつきやすいです。

 聴覚に障害のある人へ、情報を伝える方法は手話だけではありません。筆談をしたり、携帯で文章を作成して画面を見せるなどの方法があります。

 口話(読唇術)ができる人には、正面を向いて、ゆっくりはっきり話しましょう。

 安否を知らせるために電話連絡が必要な聴覚に障害のある人には、代わりに話しをする手伝いをしてあげてください。電話をかける前に、要点をまとめて短時間でやり取りできるようにしましょう。

 マスコミ各社へお願い。災害情報に字幕と手話を付けてください。ラジオの情報を頼りに出来ないので、テレビだけが情報源になります。災害情報には字幕は必須です。また聴覚に障害のある人の中には、教育の関係で字幕を素早く読んで理解する事が難しい人がいます。緊急度の高い情報には手話を付けてください。

車いすの人に出会ったら

 足下が不安定で避難できない場合があります。何人かで手伝って、安全なところまで移動させてください。 毛布などで担架を作って移動させるのも緊急の時には有効です。

 避難所では、トイレが使えない可能性が高いです。カーテン等で仕切ってトイレのスペースを作ってください。

知的に障害のある人に出会ったら

 被害の状況を理解できずに、パニックになる可能性があります。避難所などで慌てていたら、心配しないでいいと声をかけてあげてください。

 人目が多いところでは落ち着かず、混乱することが多いです。カーテンや段ボールなどで、一人になれる空間を作って上げることで落ち着ける場合があります。

 状況を説明するときは、ゆっくり分かりやすく説明してあげてください。まずあなたが落ち着くことで、相手を落ち着かせることにつながります。

 感覚が過敏、もしくは鈍感な人がいます。過敏な人はできるだけ静かな場所に連れて行ってあげましょう。鈍感な人は怪我などに気がつかない場合があるので、怪我がないか確認しましょう。

 知的に障害のある人の中には、見た目で分からない人がいます。声をかけて、返事があいまいな人には、気を配ってください。

 不安からパニックになった人がいたら、ストレスを発散させる方法を考えましょう。避難所でストレスが溜まっている人もいると思いますが、事情を説明して、ストレス発散に協力してもらいましょう。ストレス解消が、避難所の平安を維持することにつながります。

内部障害の人に出会ったら

 見た目では分からない障害の場合が多いです。できるだけ声をかけて、サポートしていきましょう。

 薬など禁忌事項がある人がいます。怪我をして応急処置をするときには、禁忌事項がないか確認しましょう。

【記事】YouTube、動画に自動で字幕をつける機能を導入

IT Mediaの記事の紹介

YouTube、動画に自動で字幕をつける機能を導入 - ITmedia News
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0911/20/news063.html

マイクに向かってしゃべった声を音声認識機能で字幕にしてくれるというもの。なかなかやりますなぁ。

もちろん認識率は100%ではないだろうが、それも引き続き改善を続けていくそうだ。こ英語の認識率は高いが、漢字かな変換が必要な日本語では実用になるまでまだまだ時間がかかりそうである。

1つ提案だが、音声認識に使ったデータを、音声解説に使用できないだろうか? トラックをもう一つ増やせばすむこと。データが増えるが、ストレージの値段も下がり続けているので問題にならないだろう。

【記事】Dyslexiaの人に便利なIntel Reader

 インテルは11月10日に、OCRを内蔵したポータブルの音声読み上げ装置を発表した。4インチのモニターと5Mのカメラを搭載し、撮影した画像を文字認識して、その結果を読み上げるというもの。重さも500グラム弱で持ち運びが可能。

 発表記事では視覚障害者や難読症の人に便利だとあるが、全盲の人が使うときには、別売りのキャプチャーステーションも同時に購入すると便利かもしれない。弱視の人向けの機能としては文字拡大や色変換などに対応しているので、読み上げ機能が付いた電子ルーペとして利用できるだろう。

 難読症の人には特に便利かもしれないが、iPhoneで同じような機能が実現できるんじゃないかと思ってしまう…。

Products and Solutions for Healthcare
Products and Solutions for Healthcare

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【記事】あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト

 東大の中邑先生が実施しているプロジェクト

 携帯電話を使って、発達障害などを抱える子供たちの日常生活をサポートしようというプロジェクトが始まっている。東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクモバイルが2009年6月に開始した「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」である。子供たちに携帯電話を渡し、勉強やコミュニケーションといった場面での有効性を実証する。 携帯電話を使って、発達障害などを抱える子供たちの日常生活をサポートしようという「あきちゃんの魔法のポケットプロジェクト」

 ここで紹介されているアプリは、主にiPhone上で動作している。ぱっと見、携帯で動かす必要があるかどうか微妙なものが多い。これまではPDAで実現していたが、携帯電話の処理能力が向上したことや価格が下がってきたことなどが影響しているんだろう。日本はPDAも手に入れるのが難しくなってきたしね。

 日本製の携帯電話でも、iアプリで動くコミュニケーションエイドなどがあったけど、DoJaのバージョンがたくさんあって、個別の端末で動作テストが大変などの制約があったから勝手アプリが広がらなかったんだろうなぁ。

CBSドキュメント:Creating The Bionic Arm

 セグウェイの開発者のKamen氏が退役軍人省と開発した驚異的な義手の開発レポート。

 毎週録画して見ている「第2アサヒジャーナル」(これも工場が好きな人にはお勧め)の時間が押して、その後の番組のCBSドキュメントがたまたま録れていたので、見ることができたのだが、義手の開発ってここ数年で非常に進んでいるのですね。

 こうした手足を失う原因は、残念ながら今でも戦争や紛争などが原因なのです。義手の研究にこれだけお金が掛けられるのも軍が関与しているからなのだけど、この技術もいずれはロボット兵器に応用されていくのでしょうか?

 本家のCBSに動画が公開されていたのでリンクしておきます。


Watch CBS Videos Online

WCAG 2.0 Theme Song Web Content Accessibility Guidelines - Disability

 Webアクセシビリティの国際的なガイドラインが2008年12月11日、約10年ぶりに更新された。 この改訂は世界的にも大きな影響を与えるものと思われる。日本のJIS X8341-3も制定から4年を迎え、来年には改訂されることになっている。もちろん、ダブルスタンダードにならないようにWCAG2.0とも十分連携系が計られている。

Web Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.0

 下の動画はWCAGの有志のメンバーが作ったテーマソングだそうだ。日本でもJISの歌とか作ろうか(^^;

【記事】ロータスが騒音発生装置を開発…エコカーは静かで危険

 電気自動車の静かさは、視覚障害者団体の間では以前から指摘されてきた問題だったが、ついに具体的対策を講じてきた企業が出てきましたね。

ロータスが騒音発生装置を開発…エコカーは静かで危険 | Response.
http://response.jp/issue/2008/0817/article112676_1.html

電気自動車やハイブリッドカーは環境に優しい車として期待されているが、視覚障害者に対しての問題がクローズアップされてきた。これらの車が低速で電気走行するときは、車外に音をほとんど発生しないため、視覚障害者は車の接近に気づかないリスクがある。

 そういえば、だいぶ昔に見たフジテレビの深夜番組で、このネタやっていたなぁ。「将来は電気自動車が普及して、エンジン音が発生しなくなるので、自動車メーカーは独自のエンジン音を収録した音源を販売するようになるだろう」という未来予測がありました。ホンダの音とかBMWの音とか、音源を入れ替えれば気分も変わるんじゃないでしょうか…。

オフィス機器のアクセシビリティ規格がISO化

 コピー機やプリンターなどの事務機械に関するアクセシビリティ規格がISOになりました。

ISO - News - ISO/IEC standard offers guidelines for making IT office equipment friendlier for the elderly and disabled
http://www.iso.org/iso/pressrelease.htm?refid=Ref1148

 この規格はJBMIAがベースに作成した業界標準をX8341-5としてJIS化し、それを国際提案したものです。これで、X8341はPart2以外は国際規格として認められるようになりました。(Part2も頑張ってますよ)

 

画面デザインソフト「PhotoProto」

GUI Interface Design using Photoshop - Altia PhotoProto
http://www.altia.com/products_photoproto.php

 「PhotoProto」はPhotoshopで作成したグラフィックを元にプロトタイピングを行うソフトらしいです。$495.00と、この手のソフトとしては割安なのではないでしょうか。

体験版やトレーニングビデオもあるので、少し落ち着いたら試してみたいと思います。

【記事】asahi.com:手話で勧誘商法 5000人30億円被害? 2社を捜索 - 社会

asahi.com:手話で勧誘商法 5000人30億円被害? 2社を捜索 - 社会

 以前、聴覚障害者をターゲットにした詐欺のグループの記事を紹介したが、また似たような事件が起こってしまいました。

手話を使うなどして「事業会員になれば年間9億円にのぼる利益を分配する。毎月8万円の配当がある」「知人や友人に紹介して会員にすれば7万5000円」などと誘い、1セット約53万円のCD―ROMなどを買わせ、クーリングオフの記載が不十分な契約書を渡した疑い。

 手話が出来る営業マンの話しは、手話の出来ない営業マンよりも信じやすいという、聴覚障害者の心理を巧みに利用した勧誘方法です。また、聴覚障害者にはデフコミュニティと呼ばれるような独特のネットワークがあり、その強い繋がりを利用して、次から次へ関係者を誘い込む悪質な手口の犯罪です。

 コミュニケーションに障害をもつ人に対する弱みを悪用した犯罪は絶対に許せません。

カメラのネジ

 支援機器をオーバーテーブルやベッドサイドに固定する時に使われるアームと呼ばれる部品がある。元々は撮影用の照明などを固定するために使われる部品なのだが、重いモノでもしっかりと固定してくれるので、これでノートPCを固定している使っている人もいます。

 カメラ関係の製品なので、使われているネジの規格がインチサイズなのが欠点とも言える。ねじ山を囓ったり無くしてしまったときに間違ってJISネジを入れてしまうとねじ山を潰してしまう可能性があります。

 実はカメラに使われているネジはインチ規格が使われています。主に使われるのが小ネジ、大ネジと二つのサイズで小ネジがU1/4インチネジ、大ネジがU3/8インチネジです。一般的なカメラのネジは小ネジの1/4インチサイズを使っていることが多いです。

 1/4インチはカメラ以外にも傘の石突きにも使われています。だから、折りたたみ傘の先端を外して現れるネジをカメラの三脚用の穴に差し込むとピッタリで、即席の一脚にすることが出来ますよ。

 

【覚書】ちょっとアクセシブルなメール文章の書き方

 電子メールは、送った相手のメールクライアントによって表示のされ方が異なります。Webサイトのようにたくさんの配慮ポイントはありませんが、いくつか注意するとちょっとアクセシブルになります。

改行は文節の切れ目で

 几帳面な人は1行にぴったり80文字など、改行位置を揃えている人がいます。そうすると単語の間に改行が入る場合があります。これをスクリーンリーダーで読むと単語の意味が変わってしまうので、なるべく文節で区切って改行しましょう。

 例えば、「覚書」の間に改行が入ると、本来なら「おぼえがき」と読み上げられるはずが、「かく しょ」と異なる読みになり、意味が通じなくなってしまいます。

 特にメルマガを作る人にお願いなのですが、整形ソフトを使って1行の文字数をきっちり揃えるのは止めた方がいいですよ。文節をまるで無視してしまうので、たいへん読み上げにくいです。

1行の文字は短めに

 横に長い文章は読みにくいです。特に視力が弱く画面を拡大して読んでいる人の場合は、横に長いとスクロールが 大変なので注意しましょう。

 メールソフトによっては自動的に改行してくれるので、一行が長いと中途半端なところで改行が入ってしまい読みにくくなります。これによって文節以外のところで改行されてしまうこともあるので注意。出来るだけ半角70文字くらいで改行するようにしましょう。

引用は最小に

 ビジネスでのメールは、これまでのやり取りの履歴を残すために引用を多用します。しかし、スクリーンリーダーを使用している人は引用文の中に加筆した文章があるかもしれないと、全ての文章を読むことがあります。これを防ぐために、なるべく引用は避けること。また全文引用するときは「以下引用」とか、「以下署名」などと書いて、それ以降の文章に新しい情報がないことを明示しましょう。

 また、文頭に多量の引用文があると、本文に気がつかない可能性があるので、大事なことはなるべく文頭に書くようにしてください。

 視覚障害の人が使うメーラーには、引用記号などを判断して知らせてくれる機能が搭載されているものもあるのですが、最低限上記のような配慮はしてほしいですね。

適度に句読点

 スクリーンリーダーは、句読点でちゃんと息継ぎをします。聞きやすく読んでもらうためには、適度に句読点を入れましょう。メールを書くときも自分で読みながら書くと、読み上げのリズムが分かりますよ。

 その他、機種依存文字を使わないとか、半角カタカナを使用しないなど、一般的なことにも勿論気を付けて下さい。

TV字幕を携帯で検索

インデックスとNHK、携帯電話機で過去のテレビ番組を検索・視聴できる『Yomu.TV』(仮称)の共同開発を開始

Yomu.TVは、字幕放送用のキャプションを検索用のメタデータとして利用し、過去に放送した番組を携帯電話機からキーワードで検索、視聴するためのソフト。番組そのものを検索できるほか、番組内のワンシーンをピンポイントに狙える“シーン検索”を搭載するという。

 ようやく日本でも字幕の情報をメタデータとして利用できるようになってきたようだ。海外では字幕をデジタルアーカイブのインデックスとして既に活用されており、膨大な情報の中からキーワードで目当てのシーンを見つける事が出来るようになっていた。

 ネット上のサービスとしてはGoogleが同様のサービスを2005年から開始しているようだ。

米テレビ局の番組情報を検索できる「Google Video Search」のベータ版

Google Video Searchは、ABCやPBS、Fox News、NBA、C-SPANなど米テレビ局による字幕放送の番組スクリーンショットが検索できるというもの。検索結果には、検索キーワードがヒットした番組がスクリーンショットとともに表示される。各番組をクリックすると、放送局や放送日時、番組エピソードなどの情報と、番組ごとに最大5つまでのスクリーンショットを表示する。また、各シーンを説明した短いテキストも表示される仕組みだ。

 本来字幕は聴覚障害者のために付けられていたものだが、移民が多く英語を母国語としない人が多いアメリカでは多くの人にメリットがあった。そしてこのようなデータを再利用することで、更にいろいろな人にメリットがあることを見つけられたことはとてもユニバーサルな発送ですよね。

 それにしても携帯でサービスを提供するというのが、極めて日本的じゃないですか。PCでのサービス提供だとセキュリティを十分に保護できないので、コンテンツホルダーが納得できないのでしょう。その点携帯ならば外部にデータを持ち出すことは難しいですから、コントロールしやすいですから。

[Youtube]見えない生活

 九州で放送されているDOUMOという番組の特集で、視覚障害の女の子の1日を淡々と追っていくという企画だそうです。

 ローカル番組なので今まで見たことがなかったのですが、いい番組ですね。登場する網膜色素変性症の女の子「りえちゃん」がとにかく明るくてポジティブで、そしてかわいいのです。Youtubeでは一部しか見られないのでDVDとか販売してくれないかな?

UAIアクセシビリティセミナー:一歩進んだWebアクセシビリティ

間近の開催案内で申し訳ございませんが,来週の木曜日,5月31日13時から17時半まで,東京でウェブアクセシビリティのセミナーを開催しますので,奮ってご参加ください.

開催案内のページ[1]から参加申し込みできます.

[1] http://www.comm.twcu.ac.jp/~nabe/UAI/20070531/

以下,概要を抜き書きします.

== UAIアクセシビリティセミナー:一歩進んだWebアクセシビリティ ==

日時:2007年5月31日(木) 13時?17時半

主催:ITRC UAI分科会

会場:国立情報学研究所
〒101-8430 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
電話(代表):03-4212-2000
(半蔵門線・三田線・新宿線「神保町」A8出口、
   又は東西線「竹橋」1b出口、徒歩3?5分)

定員:80名 (先着順)

情報保証:出来るだけ対処したいと思いますので、申し込み時にご指定ください。

参加費:
 * ITRC会員:無料
 * 一般:千円(当日、受付で、現金でお支払いください。)

お問い合わせ先:uai-core@comm.twcu.ac.jp

プログラム:
* 13:00?13:10:オープニング (UAI分科会主査、東京女子大学教授 渡辺隆行)
* 13:10?13:50:「Webアクセシビリティ概論」(渡辺隆行)
* 13:50?14:20:「世界各国のアクセシビリティ」(ユーディット 榊原直樹)
*  休憩(20分)
* 14:40?15:20:「企業サイトにおける実践」(インフォアクシア 植木真)
* 15:20?16:00:「サイト構築時の問題と改善方法」(ミツエーリンクス 中村精親)
*  休憩(20分)
* 16:20?17:00:「Ajaxアクセシビリティ」(梅垣正宏 アクセシビリティコン
サルタント)
* 17:00?17:30:クロージング

【記事】舌先コントローラGRAViTONUS - Engadget Japanese

舌先コントローラGRAViTONUS - Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2007/02/27/gravitonus-tongue-controller/

Switch

Engadget Japanのコメントがいいね。

高額の賞金やスポンサー契約のかかった試合に勝つためならどんな手でも舌でも使いたい職業ゲーマーの皆さんにとっては検討の価値があるのかもしれません。ゲーマー必須の第三の腕として普及することで必要な人に安く届くようになることを祈ります。

Rolling Rains Report:: Assessing the Impact of Hurricane Katrina on Persons with Disabilities

Rolling Rains Report:: Assessing the Impact of Hurricane Katrina on Persons with Disabilities
http://www.rollingrains.com/archives/001460.html

 カンザス大学メディカルセンターが、障害者に対するハリケーンカトリーナの影響を調査した結果をまとめたレポートが公開された。

 かなり詳細に書かれた報告書で、これがあればこの本を書くときにも随分と楽だったことでしょうよ。

【記事】Boost Your Memory with a Hearing Aid

WIRED Blogs: Bodyhack
http://blog.wired.com/biotech/2007/02/boost_your_memo.html

Brent Edwards of the Starkey Hearing Research Center brought up a topic I haven't heard before -- the brain strain that faces people with limited hearing. "We know that the hearing impaired are a lot more stressed," he said. People can actually become fatigued after straining to listen for an hour.

 聴覚に障害を持つ人は、聞き取りにくい音を懸命に聞こうとすることで強いストレスを感じていることが分かったそうだ。

 そう言えば以前、耳の聞こえと痴呆の症状との相関関係を示したレポートを読んだことがある。こちらは耳が遠くなることで、脳に入る情報が少なくなり働きが衰えていくことを示している。

 どちらも耳からはいる情報が少なくなることから起こることだが、加齢による難聴は徐々に進むので、聞こえにくくなったことに本人が気がつきにくい。そのため病気や怪我で難聴になった場合と異なる反応が起こるのではないだろうか?

舌で見る

 額に取り付けたCCDカメラで撮影した画像を、二次元に配列した電極ピンで舌の上に表現して視覚の代替にするテクノロジーがCBSニュースで紹介されていました。舌は体内で最も高い弁別能力がある場所で、細かい違いを理解することが出来ます。

 脳には高い可塑性があり、訓練によって舌で感じた画像を、視覚を司る脳細胞で認知するように組み替えることが出来るのでしょう。

 日本では株式会社アイプラスプラスが舌ではなく額に電気刺激を加えるシステムを開発していますね。

アイプラスプラス

 非侵襲型で体に負担の少ない技術ですので、どちらも早く実用化されることを期待しています。

心を読む車椅子

ワイアードニュースより「心を読む車椅子」の記事

Wired News: A Wheelchair That Reads Your Mind
http://www.wired.com/news/technology/medtech/0,72580-0.html?tw=rss.index

いわゆるBCI(Brain Computer Interface)タイプの制御装置で、EEG(electroencepharography:脳波検査)による非侵襲型のインターフェースを実現しています。

EUではこのBCIの研究に対して相当な額の助成金を出しており、この分野の動向は目が離せないですね。 

Segway adapted as handicap wheelchair

セグウェイを電動車椅子に改造してます。

 もともとセグウェイは倒立振り子の原理を使った階段を下りられる電動車椅子「ibot」を応用したものなので、原点に返ったようなものか。 でもibotだと階段を上れたりするので、まだまだ専用品には勝てませんな。

 ibotが300万円くらいするのに比べてセグウェイならば随分安く手に入るでしょう。 共通する部品をモジュール化して、双方の値段を安くする工夫をして欲しいですね。

Skypeのチャットが読み上げに対応

ITmedia Biz.ID:Skypeのチャットを音声読み上げする方法
http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0612/21/news054.html

 上記の記事で紹介されていたエクストラ(点訳ソフトじゃないですよ)を導入することによって、SkypeChatの文字を読み上げることが出来るらしいです。

 ちゃんと日本語にも対応しているらしく、スピーチエンジンのダウンロードもSkypeから出来るらしい。記事中の写真では音声エンジンはL&Hを使用している模様。

 視覚障害のかたは、Skypeで会話を楽しんでいる人が多いと聞いているので、読み上げに対応した機能が増えたのは嬉しいが、Skype本体の読み上げが今ひとつなので今後のバージョンアップに期待したいですね。

CEATEC見学

 幕張メッセまで出かけて、CEATEC JAPAN 2006を見てきました。 千葉遠いです。

 MNPを控えてauブースは盛り上がってますね。コンパニオンがテレビ電話のデモでみんな端末に向かって話しているのがちょっと変な感じで面白い。音声読み上げなどに対応した新機種が出ていないかと探したのですが、ちょっと見あたりません。やはりこの分野から手を引くのでしょうか。少々残念です。

 NTTの水島さんの講演を聴講、最近の公衆電話機がさりげなくUD対応されているのを初めて知りました。

国際福祉機器展

 国際福祉機器展(HCR)を見学してきました。今回はアポイントの合間に行ったので時間が確保できずに全てのエリアを見ることはできなかったのが残念です。

HCR入り口の看板

 会場で見つけた補聴器ですが、軽度の方へ向けてデザインしたものだそうです。非常にコンパクトで、耳の後ろにかけるタイプなので目立たちません。しかもデザインが良いので、見られてもアクセサリーのようですね。

補聴器

 こちらは松下の試作品で、片麻痺の人のリハビリ訓練装置だそうだ。例えば右半身が麻痺した場合、健常な左手の腕の動きをトレースして右手を空気圧で動かすのだそうだ。モデルさんがサイバーな感じでよし。

松下のリハビリトレーニング

AlphaSmart-Dana Wireless

 Inspirationの次に日本語化して欲しいのはスマートキーボードだ。これはキーボードに小さな液晶ディスプレイがついた一昔まえのワープロみたいな形の製品だ。単機能だがその分使い勝手がよくノートの代わりに使われているらしい。なかなか小中学生がノートパソコンを普段から持ち歩くのは難しいから、日本でもこれくらいの製品が出てくれるとイイのだが。

 このスマートキーボードを作っているメーカーのAlphasmart社の「Dana Wireless」という製品は、スマートキーボードでは珍しいPalmOSが採用されている。つまり日本語化が可能なのですよ。J-OS for Danaをインストールすれば日本語でスマートキーボードを使うことが出来るのですよ。

 しかし手軽さが売りのスマートキーボードに、これだけの手間をかけるのは本末転倒ですね・・・。 KIDSパソコンを作っているメーカーさん、キャラクターものだけじゃなくてこんな実用的なものはいかがですか?

Dana Wireless

Inspiration 8

 講習会のエントリーでも書いたが、幾つか日本語化して欲しい海外製の製品がある。その一番が「Inspiration 8」だ。これはいわゆるアイデアプロセッサーと呼ばれるもので、日本ではビジネスシーンで発想支援に使われることが多いです。

 Ver6までが日本語対応され、スリース・カンパニーが代理店として国内で発売しています。いちおうWindowsXPで動くことが確認されていますが、MacではVer.9までの対応。価格も¥22,800 と比較的高価で気軽に購入できる値段ではありません。アメリカではシングルライセンスでも1万円しない値段で購入できるので、この差は大きいですね。

 ダメモトで開発元のInspiration社のサイトから体験版をダウンロードしてインストールしてみたところ、幾つかの設定変更で日本語の入力が出来るようになりました。詳しくはこちらのサイトが参考になります。参考サイトではVer.7を対象に記述していますが、Ver.8も同様の操作で日本語の操作が出来るようになりました。しかし残念ながら不具合もそのままです。Unicodeでプログラムを書いてくれればいいのに・・・。

 マウスカーソルをアイコンに重ねると内容を読み上げてくれる機能なども、スピーチエンジンを日本語対応のものに変更すれば動作しました。これは難読症の人などに特に便利な機能でしょうね。

 早く日本語に対応してくれることを願っています。

インスピレーションの画面

【予習】中国の情報アクセシビリティ事情

続いて中国の情報通信アクセ市ビリティに関する予習。 これにはまずは自分の関連した本から。

情報アクセシビリティとユニバーサルデザイン―誰もが情報にアクセスできる社会をめざして
アクセシビリティ研究会 C&C振興財団
アスキー (2003/03)
売り上げランキング: 121,643

【予習】中国のバリアフリー事情

 今年のゴールデンウィークは海外出張で貯まったマイルを使って中国は北京へ旅行に行っています。そんなわけで出かける前に現地の状況をチェック。

 GWだというの簡単に飛行機のチケットもホテルも手配できたのは、春先の北京は黄砂が吹き荒れているからだということを知ったのは、全ての予約を終えてからだった。まぁ、いいさ砂塵にまみれるのもロマンがあるじゃないか。「♪黄砂に吹かれて~」

 でも気になるので調べてみると、黄砂は3月~4月に集中し、GWには吹き止んでいるとのこと。これならマスクの用意はいらないようです。

予報ではゴールデンウィークは黄砂の心配なし

 こうして安心して中国に行けそうです。せっかくなので、彼の地のバリアフリー事情を予習しておこうかとネットを少し調べてみました。

 まずはいきなりイイ資料を発見。日本と中国の比較なので非常に分かりやすい論文です。

バリアフリーに対する制度や考え方の中日比較に関する基礎的な考察(PDF)

 一人っ子政策による人口動態の変化も注目するべき点ということで、「一人っ子政策」で検索

<中国におけるシニアビジネスの可能性~高齢化事情の日中比較から~

「世界的高齢化の第二波」の震源地中国--老いる前に先進国の仲間入りを果たせるか:「複眼」で見る世界(PDF)

日本の高齢化の速度を上回る恐ろしいほどのショックがこれから中国を襲うことになりそうです。 しかし、急速な少子高齢化の問題を抱えているのは一人っ子政策を推進している中国だけでなく、アジア各国に共通の問題なのだそうです。例えば学歴を大変尊重する韓国では子ども一人に対する費用負担の増大から少子化が進み、いまでは日本を下回る出生率となっています。

アジアの消費市場における少子高齢化の影響

アジア経済における少子高齢化の影響に関する数量分析 

 では実際、現地はどうなっているんでしょう?

中国 バリアフリー写真

バリアフリーコンサルタントをされている木島さんのページには、現地の様子が写真で説明されています。

北京:住みやすい街を求め、全市でバリアフリー推進

更にオリンピックを控えて、北京ではバリアフリーを積極的に進めているようです。今回の旅でも街中で見つけられるといいな。

インドで障害者対応の携帯ソフトを開発

Software for Disabled Mobile Phone Users Launched in India - Axistive - Assistive Technology News Portal

 インドのソフト会社が障害者向けの携帯電話の実験を開始したとのこと。途上国(ITでは先進国か?)で、このような動きがあることはなんとも嬉しいかぎり。  ソフトは利用者の障害に応じてカスタマイズされ、視覚障害ならば音声出力が、聴覚障害者ならばビジュアルな表現が、それぞれ設定できるらしい。 実験はNOKIAの端末をベースに、その上でソフトを動かして行われたそうだ。

【記事】ウェブサイトのアクセシビリティで裁判--米の視覚障害者が提訴

CNET記事:ウェブサイトのアクセシビリティで裁判--米の視覚障害者が提訴

 アメリカでまたWebサイトのアクセシビリティが低いことを理由に裁判が起っている。以前から航空会社を相手にWebアクセシビリティ関連の訴訟が起っていたが、今度は小売業者だ。

 アメリカの法律でWebアクセシビリティを義務づけているのは、リハビリテーション法508条だが、これが適用されるのは連邦政府とその関連のサイトに限られる。航空会社が訴えられた時は、ADAと呼ばれる公民権法に違反しているからだという理由からだった。ADAでは公共交通機関のバリアフリーが義務づけられており、視覚障害者がWebからチケットを買えないのは、これに違反しているとしたのが訴訟理由だったと思う。ただし、この裁判ではADAがサイバースペースにまで適用されるか疑問視されており、勝訴の望みは薄いらしい。

 今回の場合は、カリフォルニアの2つの州法(The California Unruh Civil Rights Act and the California Disabled Persons Act)に違反していることから訴えられたものである。ADA同様、これらの法律がどれだけWebに対して影響力を持つかは疑問だが、訴えられた小売業者も前向きな対応を見せており、私は最終的に和解になる可能性が高いと見ている。

【講演】災害時のアクセシビリティ

C&C財団の後援で研究している災害時のアクセシビリティについて、今年度の研究結果を発表することになりました。

http://www.ict-accessibility.jp/sympo.html

 私の報告は昨年11月に参加したアメリカはワシントンでのカンファレンスの模様。この昨年8月に大きな被害を与えたハリケーン・カトリーナのときの政府の対応などについて説明することになった。

 いつものごとく、我々の冗長になりがちな話をスパスパとまとめる山田先生の名司会は一品。ゲストの新潟の泉田知事の知事就任直後に起った震災対策の話は、まるで人気ドラマ「24」のように緊迫感のある一級のドキュメントでありました。

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